○2006年 4月25日頃発売
「上手な旅行記の書き方 ―旅を書く・読む・本にする―」
岳真也:著
定価1575円(本体1500円+税)
四六判 ソフトカバー 192P
ISBN4-7781-0246-0
旅行記はどのように書くのか?どうしたら売れるのか?
ベストセラー作家がノウハウを大公開!
だれでも旅をしたことはあるだろうし、これからも、いくどとなく旅をするだろう。……その旅が実りの多いものであればあるほど、記録を残しておきたいと思うのが、人情というものだ。それも写真やビデオなどでは表わせない「インナートリップ」をふくめた微妙な旅の模様を書き残しておきたい、と。
しかし旅行記もまた上手に書いて他人に読ませ、感動してもらうには、それなりの書き方というものがある。
本書は、そのコツのようなものを明かした本である。
(カバーより)
特別収録
○人気紀行作家・下川裕治氏との対談
「売れる旅行記を書くには」
○旅行雑誌編集者が語る
「分野別の『売れ線』ポイント」
★著者:岳真也(がくしんや)
1947年、東京生まれ。
慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院社会学研究科修了。
1966年、学生作家としてデビューするが、筆名が示すように生来の旅好き、登山好きで、小説のほか数多くの旅行記を上梓する。近年は歴史・時代小説に力を注ぎ、なかでも1998年刊行の『吉良の言い分』(KSS出版、小学館文庫)はベストセラーに。
主著に『水の旅立ち』(文藝春秋)、『文久元年の万馬券』(祥伝社)、『日本楽名山』(祥伝社新書)、『日本史「補佐役」たちの言い分』(PHP文庫)など。
2005年、渾身の大著『福沢諭吉』(全3巻、作品社)を完成させた。
★本の目次
まえがき
第一章 旅立つまえに
スケジュールはラフなものに/
訪ねる先の「重点」だけは決めておこう/
ガイドブックはたんなる参考
第二章 旅先での心がまえ
「観察」こそが原点だ/
メモをとる習慣をつける/
現地の空気に溶けこもう/
体当たりの精神が大切
第三章 さぁ、書きだそう
材料をしぼりこむ/
書きだしは「現地」から/
構成はきちんとさせる
第四章 小説の技法をとりいれる
自然描写で臨場感を/
人物描写と会話法/
文飾法を活かそう/
文章のリズムと文末
第五章 仕上げは念入りに
思想・人生観を盛りこむ/
自分の感性を重んじる/
しめくくりはさりげなく
第六章 読むことで「栄養」をとろう
読むときにもテーマを決める/
思索型と行動型/
小説を旅行記として読む
第七章 私のえらんだ海外旅行記ベスト10
森本哲郎氏の二作/
本多勝一氏の『極限の民族』シリーズ/
藤原新也氏の『全東洋街道』/
「新鋭」下川裕治氏に期待する
第八章 日本の紀行文学の歴史を知ろう
『土佐日記』から始まる/
鎌倉・室町期の紀行文学/
芭蕉は「ペテン師」か?!/
近代から現代へ
第九章 旅行記の売り方
どう出版社に売りこむか/
自費出版は「記念」を念頭に/
分野別の『売れ線』ポイント
第十章 対談vs.下川裕治氏──売れる旅行記を書くには
引用作品一覧

